2026年度の予算が決定しました
2026年2月12日に開催された日本ヒューレット・パッカード健康保険組合の第55回組合会において、2026年度(2026年4月1日~2027年3月31日)の予算および事業内容が承認され、決定いたしました。
以下に、予算の概要と主なポイントをご説明します。
2026年度予算の概要
| 収入 | 支出 | |||
|---|---|---|---|---|
| 科 目 | 金額 (百万円) |
科 目 | 金額 (百万円) |
対総予算比 (%) |
| 健康保険料収入 | 3,210 | 事務費 | 120 | 3.3% |
| 調整保険料収入 | 63 | 保険給付費 | 1,398 | 38.7% |
| 繰越金 | 285 | 納付金 | 1,584 | 43.9% |
| 繰入金 | 35 | 保健事業費 | 320 | 8.9% |
| その他収入 | 19 | その他支出 | 73 | 2.0% |
| 予備費 | 117 | 3.2% | ||
| 計 | 3,612 | 計 | 3,612 | |
2026年度の健康保険の予算総額は 、36億1,200万円 となりました。収入の中心は健康保険料収入であり、支出では医療費の給付に加え、高齢者医療制度を支えるための納付金が大きな割合を占めています。
近年は、加入者の年齢構成の変化により、医療費が高くなりやすい年齢層の割合が増加していることに加え、診療報酬改定の影響も見込まれています。こうした状況を踏まえ、保険給付費については過去の実績よりもやや余裕をもった水準で計上しています。一方で、保険料率の改定を行うことにより、財産からの取り崩し額は前年度と比べて大きく抑制しています。ただし、単年度の収支としては依然として厳しい状況が続く見込みです。
| 収入 | 支出 | |||
|---|---|---|---|---|
| 科 目 | 金額 (百万円) |
科 目 | 金額 (百万円) |
対総予算比 (%) |
| 介護保険収入 | 515 | 介護納付金 | 467 | 87.3% |
| 繰越金 | 20 | その他支出 | 1 | 0.2% |
| 予備費 | 67 | 12.5% | ||
| 計 | 535 | 計 | 535 | |
介護保険については、2026年度の予算総額を 5億3,500万円 としています。介護保険料率の見直しをしても、単年度の収入で支出を賄える見込みであり、これまで積み立ててきた準備金を活用しながら、安定的な運営を図ります。
| 収入 | 支出 | |||
|---|---|---|---|---|
| 科 目 | 金額 (百万円) |
科 目 | 金額 (百万円) |
対総予算比 (%) |
| 子ども・子育て支援金収入 | 93 | 子ども・子育て支援納付金 | 81 | 86.1% |
| 一般勘定繰り入れ | 1 | その他支出 | 1 | 1.1% |
| 予備費 | 12 | 12.8% | ||
| 計 | 94 | 計 | 94 | |
2026年度から新たに「子ども・子育て支援金」が開始されます。予算総額は 9,400万円 で、国から示された料率に基づき、徴収した保険料はそのまま国へ拠出する仕組みとなっています。
事業内容について
保健事業の取り組み
第3期データヘルス計画に基づき、加入者の皆さまが日々の生活の中で健康づくりに取り組みやすい環境を整えていきます。
- 特定健診・特定保健指導の実施体制の見直しによる参加促進
- セルフケア意識の向上を目的とした健康用品購入補助制度の導入
- 生活習慣病、メンタルヘルス、がん対策を中心とした保健事業の継続
- 加入事業所の実態やニーズに応じて実施可能な公募型プログラム「Wellness Café」の活用促進
- 加入事業所の健康経営に貢献するため、医療費等のデータ分析結果を活用したコラボヘルスの継続
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
健保マイポータルを活用し、各種通知や手続きの電子化・電子申請への切り替えを更に推進します。これにより、加入者の皆さまの利便性向上に加え、業務効率化やコスト削減、セキュリティ向上を図ります。
保険料率の改定について
2026年度は、健保財政の安定的な運営を目的として、保険料率の改定を行います。
| 被保険者 | 事業主 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 健康保険 | 3.350 | 4.350 | 7.700 |
| 介護保険 | 0.800 | 0.800 | 1.600 |
| 子ども・子育て | 0.115 | 0.115 | 0.230 |
料率改定により、財産からの取り崩し額は抑制されるものの、財政環境は引き続き厳しい状況が見込まれます。今後も、持続可能で安定した健保運営を目指し、事業主および加入者の皆さまからお預かりした大切な保険料を有効に活用し、安心して医療を受けられる制度の維持と、健康づくりの支援に取り組んでまいります。
引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。





