日本ヒューレット・パッカード健康保険組合

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令和2年度決算のお知らせ

2021年8月26日に開催された第42回組合会で当組合の令和2年度決算が承認可決されましたので、その概要をご報告いたします。

収支の状況及び今後について

健康保険

保険料率及び負担割合は、被保険者:3%・事業主:4%、合計7%で前年度から変更ありませんでした。最終的な収入決算額は、3,037,540,198円、支出決算額は2,376,225,110円で差引残高は661,315,088円と黒字決算となりました。

加入者数は前年比でほぼフラット、コロナ禍にあっても健康保険収入も前年と比較してほぼ同様という結果となりました。

支出については、保険給付費、保健事業費にコロナ禍による影響が見られました。特に保険給付費は前年度比2億7千2百万円減(約21.6%減)となり、大幅な黒字の要因となっています。納付金については前期高齢者の医療費の変動等により、前年比1億5千7百万円増となりました。

令和2年度の決算残金は6億6千1百万円ですが、前年度からの繰越金が1億円ありますので、実際の単年度収支としての黒字額は5億6千1百万円となります。

前年度との対比、収入・支出に占める内訳、別途積立金の残額については下記をご参照下さい。

健康保険収入支出決算概要

収入
(単位:百万円)
決算額
科  目 H30 R01 R02 前年対比
健康保険料収入 2,743 2,780 2,812 32
一般 2,683 2,719 2,743 24
調整 60 61 69 8
その他 154 193 125 △68
繰越金 100 100 100 0
繰入金 0 0 0 0
収入計 2,997 3,073 3,037 △36
収入 円グラフ
支出
(単位:百万円)
決算額
科目 H30 R01 R02 対前年比
事務所費 77 80 80 0
保険給付費 1,115 1,260 988 △272
法定 1,055 1,183 931 △252
付加 60 77 57 △20
納付金 790 792 949 157
前期高齢 0 0 106 106
後期高齢 783 792 843 51
病床転換 0 0 0 0
老人保健 0 0 0 0
退職者 7 0 0 0
保健事業 291 291 269 △22
特定健診 31 31 30 △1
特定保健指導 4 4 4 0
指導宣伝 4 6 5 △1
疾病予防 221 221 213 △8
体育奨励 0 0 0 0
健康増進 31 29 17 △12
その他 61 63 90 27
支出計 2,334 2,486 2,376 △110
収支差引残 662 587 661 74
実質差引算 562 487 561 74
支出 円グラフ
決算残金処分
健康保険

(単位:円)
決算状況 決算残金処分内訳
収入決算額 3,037,540,198 準備金 0
支出決算額 2,376,225,110 別途積立金 460,942,039
    繰越金 200,000,000
    財政調整事業繰越金 373,049
差引残高 661,315,088 661,315,088

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介護保険

全面総報酬割が適用されたことに伴い、介護保険料率を前年度までの1%から大幅に改定し、1.8%とした結果、黒字決算となりました。収入総額が591,460,686円、支出総額は527,580,632円で介護保険の決算残金は63,880,054円となりました。前年度から19,219,000円を繰越金として受け入れていますので、単年度収支としては44,661,054円の黒字となります。
国全体の介護に要する費用の増加に伴い、今後も介護納付金に要する保険料率は増えていくことが見込まれます。令和3年度については介護保険料率を1.9%に改定済であり、今後も毎年保険料率の見直しが必要となる見込です。

(単位:円)
決算状況 決算残金処分内訳
収入決算額 591,460,686 介護準備金 43,880,054
支出決算額 527,580,632 繰越金 20,000,000
差引残高 63,880,054 63,880,054

加入状況

    令和元年度 令和2年度 増減
事業主 年度末 5 5 0
被保険者数 年間平均 4,040 4,049 9
扶養率 年度末 1.15 1.12 △0.03
介護保険第2号被保険者数 年間平均 4,098 4,055 △43

保険給付の概要

区  分 (A)令和2年度  円 (A)令和元年度  円 (A)-(B) 円 増減率  %
保険給付総額 987,840,166 1,260,380,881 △272,540,715 △21.62%
法定給付費 930,992,836 1,183,106,595 △252,113,759 △21.31%
うち医療給付費 870,550,721 1,116,188,714 △245,637,993 △22.01%
その他の給付 60,442,115 66,917,881 △6,475,766 △9.68%
付加給付 58,847,330 77,274,286 △20,426,956 △26.43%
保険給付一人当り 243,971 311,975 △68,004 △21.80%
医療給付一人当り 215,004 276,284 △61,280 △22.18%

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令和2年度に実施した保健事業

コロナ禍等の影響により以下のような増減が生じました。

  • 健診、がん検診受診率減(被扶養者特定健診:65.2%⇒51.6%)
  • 特定保健指導実施率増加(15.6%⇒25.0%)
  • WELBOX(宿泊・スポーツクラブ利用補助)実利用率大幅減(49.07%⇒37.80%)
  • オンライン対応によるWellness Café利用件数大幅増(24件⇒45件)

Wellness Café

保健のPR

  • 育児書配布
  • 医療費通知
  • 電話健康相談
  • 食生活セミナー開催

病気の予防

  • 定期健康診断(~9月/35歳未満の被保険者655人)
  • 家族健康診断(~2月/被扶養配偶者423人)
  • 人間ドック(~2月/35歳以上の被保険者、被扶養者3,557人)
  • 脳MR(~2月/40歳以上の被保険者、被扶養者245人)
  • 肺ヘリカル(~2月/40歳以上の被保険者、被扶養者228人)
  • 乳がん検診(~2月/女性の被保険者・被扶養者1,227人)
  • 子宮がん検診(~2月/女性の被保険者・被扶養者1,116人)
  • 特定保健指導(被保険者 308人、被扶養者 1人)
  • インフルエンザ予防接種補助(10月~1月/被保険者・被扶養者 2,376人)
  • 禁煙治療支援プログラム(被保険者9人)
  • EAPプログラム
  • 郵送健診(胃がんリスクチェック)

健康増進

  • WELBOX(実利用率: 37.80%)
    • 宿泊費補助 (のべ2,603人)
    • スポーツクラブ利用補助
      • セントラルスポーツ (のべ1,695人)
      • ティップネス (のべ380人)
      • ルネサンス (のべ864人)

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