日本ヒューレット・パッカード健康保険組合

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2025年度の予算が決定しました

2025年2月14日に日本ヒューレット・パッカード健康保険組合の組合会が開催され、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の予算、および事業内容が決定いたしました。予算の概要は下記の通りです。

2025年度予算

(健康保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
健康保険料収入 2,778 事務費 118 3.3%
調整保険料収入 61 保険給付費 1,402 39.6%
繰越金 159 納付金 1,557 43.9%
繰入金 530 保健事業費 325 9.2%
その他収入 17 その他支出 67 1.9%
    予備費 76 2.1%
3,545 3,545  
(介護保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
介護保険収入 588 介護納付金 520 85.5%
繰越金 20 その他支出 1 0.2%
    予備費 87 14.3%
608 608  

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事業内容について

保健事業について

2025年度の当組合の方針や、各種取り組みのポイントは第3期データヘルス計画に基づき、以下の通り予定しています。加入者の皆様の実態やニーズにマッチした取組とするべく、新規事業の検討を行うとともに、既存のプログラムの見直し等も進めてまいります。

  • 生活習慣病、メンタル対策、がん対策に重点を置いた事業を継続いたします。また、これらの実施にあたっては、郵送健診等を活用した加入者のヘルスリテラシー向上に加えて、重症化予防を意識したアプローチを行います。
  • 医師等によるオンライン健康セミナー、ターゲットを絞ったプログラム等を展開し、年齢や性差等による特有の健康課題を意識した支援を行います。
  • 加入事業所の実態やニーズにあわせて活用いただけるよう、公募型のプログラム‘Wellness Café“の更なるメニューの充実をはかります。
  • 加入事業所の健康経営に貢献するべく、医療費等のデータ分析結果を活用し、コラボレーションをはかります。

マイナ保険証、及びDXに対する取り組みについて

本年12月2日の健康保険証使用の経過措置期間終了に向けて、行政の指示に基づき様々な準備を進め、マイナンバーカードを保険証として活用していただけるよう、加入事業所とも連携しながら皆様へご案内していきます。

また、健保マイポータルを活用し、当組合からの各種通知や手続き等、可能なものから電子申請、電子交付に順次切り替える取組を継続し、加入者の皆様の利便性向上や当組合の業務効率化の実現を目指します。

当組合の財政状況

2025年度は健康保険料、介護保険料とも前年度の保険料率から変更はなく、以下の通り決定されました。

単位:%  (1/100)
  被保険者 事業主 合計
健康保険 2.95 3.95 6.90
介護保険 0.95 0.95 1.90

健康保険料については、医療費の増加、納付金の増加等の事情により、従来の保険料率を維持するために、別途積立金を5億3千万円と大幅に取り崩す前提での予算編成となりました。法定給付費と納付金は各健康保険組合の個別の制度によらない義務的経費に該当しますが、これらの費用の合計で予算上は2025年度の当組合の保険料率を上回る金額となっています。今回の組合会では、今後の健全な財政運営のため、2026年度より保険料率の大幅な見直しが必要である点についても合意がなされていることを併せてご報告します。今夏に予定されている決算組合会にて、もう少し具体的な料率について提示予定ですので、改めて被保険者の皆様にも周知していきたいと思います。

介護保険料については、介護納付金の概算請求と確定額の乖離により、余剰金が介護準備金としてかなり積み上がっている状況ですが、2024年と同率を維持することといたしました。今回の予算策定にあたっては、適正な保険料率設定の為の目安として、新たに参考保険料率が提示されることとなりました。2025年度分については、概算請求にあわせて従来どおりの保険料率を維持することといたしましたが、2026年度からは参考保険料率を考慮に入れて、料率を引き下げることを検討してまいります。

健康保険組合は相互扶助の考えに基づき、会社と被保険者の皆様からお預かりした保険料で運営されています。皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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