日本ヒューレット・パッカード健康保険組合

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平成31年度の予算が決定しました

平成31年2月22日に日本ヒューレット・パッカード健康保険組合の組合会が開催され、平成31年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の予算、および事業内容が決定いたしました。予算の概要は下記の通りです。

平成31年度予算

(健康保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
健康保険料収入 2,572 事務費 83 2.9%
調整保険料収入 58 保険給付費 1,137 39.9%
繰越金 100 納付金 792 27.8%
補助金等追加収入 52 保健事業費 312 11.0%
その他収入 65 その他支出 66 2.3%
  予備費 457 16.1%
2,847 2,847  
(介護保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
介護保険収入 292 介護納付金 374 98.4%
繰越金 20 その他支出 1 0.3%
繰入金 68 予備費 5 1.3%
380 380  

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事業内容について

平成31年度の当組合の方針や、各種取り組みのポイントは以下の通りです。

  • 引き続き、生活習慣病、メンタル対策、がん対策に重点を置いた事業を継続いたします。また、これらの実施にあたっては、加入者のヘルスリテラシー向上を意識したアプローチを行います。
  • 被保険者の生活習慣病、がん対策については、郵送健診を活用したプログラムを導入します。
  • 加入事業所の実態やニーズに応じた取り組みが行えるよう、昨年度から導入した公募型のプログラムの‘Wellness Café“メニューと予算の充実をはかります。
  • 加入事業所の健康経営に貢献すべく、医療費等のデータ分析結果を活用し、コラボレーションをはかります。

当組合の財政状況

平成30年度に引き続いて平成31年度は健康保険料率7.0%、介護保険料率1.0%を維持します。また健康保険料率の負担割合についても平成30年度に引き続き、被保険者3.0%、事業主4.0%となります。

健康保険の納付金については、平成30年度の予算と同様に、前々年度の当組合の前期高齢者の医療費の実績が概算時の想定額を大幅に下回ったことにより、その過払い分が平成31年度の概算分と相殺され、平成31年度の前期高齢者納付金の支払は事務費部分のみとなりました。更に返還金も見込まれており、結果として今年度の健康保険の予算は黒字予算となりました。このような前期高齢者納付金の大幅なぶれは算定の方式上致し方ないものであり、決算残金については、将来の負担増への備えとしたいと思います。

平成31年度の介護納付金は4分の3総報酬割が適用されます。今年度より更に介護納付金負担が増加するため、準備金を取り崩しての赤字予算となります。平成31年度については過去に積み立てた準備金を取り崩して従来の保険料率を維持することといたしますが、2020年度より介護納付金の算定方式は全面総報酬割となり、当組合にとっては更なる大幅な負担増が見込まれますので、2020年度に介護保険料率の大幅な改定が必須となります。介護保険料率の改定にあたっては事前に加入事業所に情報共有の上、2020年2月の組合会での決議を予定しております。

健康保険組合は相互扶助の考えに基づき、会社と被保険者の皆様からお預かりした保険料で運営されています。皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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