日本ヒューレット・パッカード健康保険組合

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平成25年度決算のお知らせ

平成26年7月24日に開催された第24回組合会で当組合の平成25年度決算が承認可決されましたので、その概要をご報告いたします。

収支の状況

一般勘定(健康保険)

収入の大部分を占めるのは事業主と被保険者の皆様から納められた保険料ですが、健康保険料収入は23億6千5百万円で、前年比4千6百万円の減収となりました。調整保険料、財政調整事業交付金、施設利用料収入、平成24年度からの繰越金、別途積立金からの繰入金等を合計した総収入は29億7千3百万円となりました。

一方、支出では、皆様とご家族の医療費等保険給付費は加入者が減少した事もあり、前年比9百万円減の12億2千5百万円、前期高齢者納付金、後期高齢者支援金等の納付金合計は支出総額の40.3%に相当する11億4千5百万円となりました。

また、疾病予防の為の健診、インフルエンザ予防接種補助、健康増進を目的とした宿泊費補助、スポーツクラブ利用補助等の保健事業費が、3億2千8百万円の計上となり、総支出は28億4千1百万円、総収入から総支出を差し引いた決算残金は1億3千2百万円となりました。繰越金と繰入金の合計4億6千7百万円を収入から差し引くと、今年度の実質の収入・支出の差引は3億3千5百万円の赤字となります。

前年度との対比、収入・支出に占める内訳、別途積立金の残額については下記をご参照下さい。

収入支出決算概要

収入
(単位:百万円)
決算額
科  目 H25 H24 前年対比
健康保険料収入 2,438 2,483 △45
一般 2,365 2,411 46
調整 73 72 1
その他 68 87 △19
繰越金 162 143 19
繰入金 305 270 35
収入計 2,973 2,983 △10
収入 円グラフ
支出
(単位:百万円)
決算額
科目 H25 H24 対前年比
事務所費 68 68 0
保険給付費 1,225 1,234 △9
法定 1,160 1,177 △17
付加 65 57 8
納付金 1,145 1,041 104
前期高齢 258 206 52
後期高齢 677 640 37
病床転換 0 0 0
老人保健 0 0 0
退職者 210 195 15
保健事業 328 337 △9
特定健診 31 32 △1
特定保健指導 3 4 △1
指導宣伝 5 3 2
疾病予防 253 261 △8
体育奨励 0 0 0
健康増進 36 37 △1
その他 75 74 0
支出計 2,841 2,754 87
収支差引残 132 230 △98
実質差引算 △335 △183 △152
収入 円グラフ
保険給付の概要
区  分 (A)25年度  円 (A)24年度  円 (A)-(B) 円 増減率  %
保険給付総額 1,225,277,051 1,234,094,179 △8,817,128 △0.71%
法定給付費 1,160,304,245 1,177,032,355 △16,728,110 △1.42%
うち医療給付費 1,039,931,796 1,058,675,719 △18,743,923 △1.77%
その他の給付 120,372,449 118,356,636 2,015,813 1.70%
付加給付 64,972,806 57,061,824 7,910,982 13.86%
保険給付一人当り 247,131 240,705 6,426 2.67%
医療給付一人当り 209,748 206,490 3,258 1.58%
決算残金処分内訳
(単位:円)
決算状況 決算残金処分内訳
収入決算額 2,973,439,058 別途積立金 34,490,940
支出決算額 2,841,010,482 繰越金 97,459,000
差引残高 132,428,603 財政調整事業繰越金 478,663
別途積立金残高推移
(単位:億円)

現年度である平成26年度も平成25年度と同じ健康保険料率で運営をしております。平成25年度分の決算残金のうち9千7百万円は今年度へ繰越を行いましたが、既に予算に計上している1億2千8百万円の限度外準備金からの繰り入れを既に実行済みです。被保険者一人当たりの医療費は年々増加傾向にあり、平成25年度は2.67%増、当健保設立以来の実績で見ても、年平均おおよそ3%増で推移しています。後期高齢者の医療保険制度への財政支援としての納付金に総報酬割の考え方が現在3分の1導入されておりますが、平成27年度からは全面総報酬割を適用する事が議論されておりますので、今後、当組合にとって更なる負担増の方向へ向かう事が予測されます。従って、取り崩しが可能な別途積立金の残額と今後予測される費用負担増を考え合わせ、近い将来的には適正な料率までの健康保険料の引き上げが必要となります。納付金は国の施策により決定される事から、現時点では将来に向けての正確な試算が難しい状況にあります。諸情勢を見ながら、平成27年度以降の料率、負担割合について健康保険組合の組合会にて提案、承認を得る予定です。現在、来年度の予算に向けての提案内容を関連部署と協議中ですので、適切な時期に皆様にご報告申し上げます。

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介護勘定(介護保険)

介護保険制度は市区町村で運営されていますが、健康保険組合は介護保険料の徴収の代行を義務付けられています。平成23年度から被保険者、事業主それぞれ0.42%の 計0.84%の料率ですが、平成25年度はわずかに黒字という結果となりました。 平成26年度も同じ料率で運営しておりますが、既に予算で計上した介護準備金の取り崩しを行っており、こちらについても平成27年度からは料率の引き上げが必要となります。 決算状況、及び決算残金処分内訳は以下の通りです。

(単位:円)
決算状況 決算残金処分内訳
収入決算額 249,040,102 準備金 4,948,147
支出決算額 244,091,955    
差引残高 4,948,147    

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平成25年度に実施した保健事業

保健のPR

  • 育児書配布
  • 医療費通知
  • 電話健康相談
  • 管理栄養士による個別食生活指導の実施、セミナー開催

病気の予防

  • 定期健康診断(~9月/35歳未満の被保険者1,050人)
  • 家族健康診断(~2月/被扶養配偶者738人)
  • 人間ドック(~2月/35歳以上の被保険者、被扶養者4,234人)
  • 脳MR(~2月/35歳以上の被保険者、被扶養者449人)
  • 肺ヘリカル(~2月/35歳以上の被保険者、被扶養者255人)
  • 乳がん検診(~2月/女性の被保険者・被扶養者1,564人)
  • 子宮がん検診(~2月/女性の被保険者・被扶養者1,458人)
  • 特定保健指導(被保険者 228人)
  • インフルエンザ予防接種補助(10月~1月/被保険者・被扶養者3,726人)
  • EAPサービス(管理職向けメンタルセミナーの開催等)
  • 禁煙プログラム(被保険者 18人)
  • 歯科検診(大島、八王子、大阪にて開催:148人)

健康増進施設

  • WELBOX(国内宿泊費補助:のべ5,424人、スポーツクラブ補助:のべ4,875人)
  • コナミスポーツ利用補助:のべ5,566人
  • 体力年齢・体組成測定会(大島、八王子、大阪にて開催:654人)

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