日本ヒューレット・パッカード健康保険組合

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平成24年度のHP健保の予算が決定しました

平成24年2月23日に日本ヒューレット・パッカード健康保険組合の組合会が実施され、その結果、平成24年度(平成24年4月1日~平成25年3月31日)の予算、および事業内容が決定いたしました。予算の概要は下記の通りです。

平成24年度予算

(健康保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
健康保険料収入 2,392 事務費 86 2.9%
調整保険料収入 72 保険給付費 1,321 44.6%
繰越金 156 納付金 1,043 35.2%
別途積立金繰入 270 保健事業費 369 12.4%
その他収入 75 その他支出 77 2.6%
  予備費 69 2.3%
2,965 2,965  
(介護保険)
収入 支出
科  目 金額
(百万円)
科  目 金額
(百万円)
対総予算比
(%)
介護保険収入 239 介護納付金 222 92.9%
雑収入   介護保険料還付金、
雑支出
1 0.4%
    積立金 16 6.7%
239 239  

ポイント

  • ①平成23年度と同じ料率を維持する。(健康保険:1,000分の54、介護保険料:1,000分の8.4)
  • ②健康保険料収入の不足分については、前年度残金からの繰越金、及び別途積立金から繰入。

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事業内容について

  • 保健事業(体育奨励・健康増進、疾病予防等の為の各種事業)はジェネリック医薬品情報に関する有料コンテンツの契約を除き、継続
  • 事業主企画のWellness Programへの参画、及び新本社ビルのメリットを活用した新規事業を企画、立案
  • 医療費分析の結果等に基づいた保健事業の見直し

健康保険組合を取り巻く状況と当組合

国民全体の医療、介護にかかる費用が増加している昨今、高齢者等への支援の為に健康保険組合が納める納付金の負担額も年々重くなっています。

介護保険につきましては当組合では平成23年度より料率を8.4‰に上げた結果、介護準備金の積立不足は解消されました。平成24年度の予算でも残金が見 込まれておりますが、それらは介護準備金として積み立てる事により将来の納付金の増加に備えたいと思います。費用負担方法の観点では、平成24年度の予算 策定に向けて介護納付金への総報酬割の導入について論議がなされ、現段階では見送りとなりましたが、考え方そのものは社会保障・税一体改革素案に明記され ている状況です。また、平成24年度までの時限立法により導入された健康保険の後期高齢者支援金の3分の1総報酬割をどうするのかの議論についても注視す る必要があります。

このように社会保障については、負担能力のあるところにより重くという方向性での議論がなされておりますので、今後、当組合としての負担は益々増加してい く事が予測されます。また、医療費も年々増加していく状況下、現在の当組合の保険料率は過去に積み立てた任意の積立金である別途積立金を取り崩して維持し ておりますので、平成25年度以降のいずれかのタイミングで健康保険の料率を見直す必要がある事を皆様にご理解いただければと思います。現時点では将来の 制度について未確定要素が多い為、料率見直しのタイミングについて明確にする事が出来ませんが、方向性が見えて来た段階で改めて見通しをお知らせしたいと 思います。

当組合としては、将来的な医療費削減の為、平成24年度は実績値に基づいた分析を行い、より効果的な施策を検討して 行きたいと考えております。各種施策を実施し効果をあげる為には、健康保険組合が仕組みを作るだけでなく、被保険者、ご家族を含めた加入者皆様お一人お一 人のご理解とご協力が不可欠です。

施策を実施するにあたっては、どのような目的で皆様にどのようなご協力をお願いしたいのか明確にした上でご協力の依頼を申し上げるようにしたいと思います。当組合の事業運営に皆様のご理解、ご助力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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