新着情報
- 2015/01/26
- 平成27年度からの保険料率改定について
任意継続被保険者各位
日本ヒューレット・パッカード健康保険組合
日頃は健康保険組合の事業運営に皆様のご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
当健康保険組合は平成22年度より標準報酬月額に対して健康保険料率54‰、平成23年度より介護保険料率8.4‰という他健保と比較して非常に低い保険料率で運営してまいりましたが、平成27年度(2015年4月保険料)より、以下の通り料率を改定する方向で進める事について、健康保険組合の執行機関である理事会の承認を得ましたので、ご報告致します。
改定後の予定保険料率
健康保険料: 70‰ (7%)
介護保険料: 10‰ (1%)
*1‰(1パーミル) = 1,000分の1 =0.1%
*介護保険料は40才以上の被保険者より徴収
27年度からの改定の提案を行うに至った背景、他健保等との比較、今後の進め方等について以下の通りお知らせします。
1.背景
今回の提案の理由は以下の事情によるものです。
尚、当健康保険組合の財政状況等については、下記の平成25年度決算についてのご報告も併せてご参照下さい。
平成25年度決算について http://www.hp-kenpo.or.jp/contents/informations/1409.html
・健康保険料、介護保険料とも、高齢者の医療費や介護費用にかかる費用に対する給付の一部を
負担する為、それぞれ納付金、介護納付金という名目で拠出を行っており、医療の進歩や高齢化に伴い、 その費用負担が年々重くなっていること。
・健康保険料の54‰という料率は過去に積み立てた財産を取り崩して不足分をまかなう事が
前提であり、その残金が少なくなってきたこと。
・健康保険料の納付金の一つである後期高齢者支援金の算定方法を、平成27年度から段階的に
平成29年度より全面的に総報酬割に変更する閣議案が決定されており(現状は3分の1が総報酬割)、今後、当健康保険組合への納付金の負担は更に現状より重くなることが見込まれること。
2.他健保等との比較
平成26年度(今年度)の予算の健保平均、協会けんぽの料率との比較は以下の通りとなっています。
今回ご提案の保険料率に改定となっても、非常に低い料率設定である事をご理解下さい。
当健康保険組合 |
他健保平均 |
協会けんぽ |
||
現行 |
改定後 |
|||
健康保険 |
54.0 |
70.0 |
89.0 |
100.0 |
介護保険 |
8.4 |
10.0 |
14.0 |
17.2 |
(単位: ‰)
*協会けんぽ: 中小企業の社員とその家族が加入する健康保険(旧政府管掌健康保険)
3.今後についてのご案内
1)料率は2月に実施予定の組合会にて承認後、監督官庁の認可をもって正式決定となります。
認可後、当ホームページ上に料率決定のお知らせを掲載いたします。
2)3月中旬頃、平成27年度の保険料のご案内をご自宅宛に郵送いたします。
3)今回、保険料率の改定を行いますが、健康保険組合で実施している各種保健事業
や付加給付についての変更は平成27年度については予定しておりません。
(人間ドック費用補助、インフルエンザ予防接種補助、EAPサービス、各種スポーツクラブ・宿泊費補助等)
皆様のご理解をお願い致します。
以上